会社を成長させるために人材の確保~育成、事業の拡大・成長について記載してきましたが、その成長を実際の数字で現わさないといけません。
私が社会人になって初めて行った仕事は営業で、しかも飛び込みで新規顧客を開拓するという仕事でした。若い会社でもあった為、ユーザーも多くなかったということもありますが、顧客に対して追加でサービスを売ることより常に新規開拓の任務を任されていたので、当時は人脈を作って仕事の幅を広げていくという発想はまったくありませんでした。飛び込みで新規開拓をし続けるということは営業力を磨いていくという点では、大きな力になってくれました。
ただ、ずっとしんどかったです。
そして、効率が悪いなとずっと思っていました。どれだけ受注しても顧客の事務所を出たらすぐに次の新規活動となって、ユーザー対応はサポート担当が行なうので本当に受注をとるマシーンのようでした。
ある程度修行を積めたと思ったので、この非効率な動きに終始するお仕事からは離れようと考えて受注マシーンから逃れることができたのですが、その後は人脈を築いていくことでお客さんがお客さんを連れてきてくれるという経験をする機会が増え、なんと仕事が楽しいんだろうと思えることが増えました。
それと同時にやはりこれまで人脈を作って深堀していく動きをしてこなかったのは、なんてもったいないことをしていたのだろうとも思いました。
では、人脈はあればそりゃ仕事にもプラスだからすぐ作ろうと思っても、皆が皆思ったからといってできるわけではありません。
人脈となる出会いのきっかけがなかなかない、一度きりの名刺交換で終わってしまい思うように関係が深まらない…。
学生時代に比べ新しい関係はなかなか育ちにくいものです。社会人になると意外と出会いの機会は少ないし、関係の継続も簡単ではありません。
知人同士で知り合いを紹介しあって苦労せず人脈を増やしていける人もいると思います。そういった人はそれは武器であるため、どんどんその武器を活かしていくことがよいでしょう。
では、そういったことが簡単にできそうにない方は何が近道でしょうか?その答えの一つとして、「異業種交流会」「名刺交換会」といった目的を同じにするようなビジネスにおける出会いの場をセッティングしてくれるサービスを活用することも考えてみてはいかがでしょうか?
こういったサービスで人脈が実際に増えるともうけものです。積極的に出席して人脈を広げるのも、有効な手段になり得ます。
ただ、私も経験がありますが、業界のパーティーや異業種交流会に頑張って参加しても営業されることが多く、勇気を出して挨拶をしにいってもまったく自分にとって有益とは思えない方であったりとなかなか期待通りにはいかないものです。
得手不得手もあるかと思いますが、こういった場では共通の話題を見つけたり、こちらからふってみたりすることで打ち解けやすくなることもあると思いますので、ぜひ頑張ってみてください。
ただ、やはりなかなかうまく拡がらないという場合は、最近は更に便利になってWEBで異業種交流が行われる時代になってきました。
毎回当たるかはずれるかといったような雲をつかむような交流会ではなく、目的をはじめから明確にして出会えるといった顧問サービスなどもたくさん出てきています。これであれば自分・自社の長所とウィークポイントを補えるまさに効果的なマッチングが実現しやすくなっており双方にとって理にかなったサービスで今後も盛り上がりが期待されます。
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